〇〇にいってみた!

早稲田のCafe GOTOに行ってみた

歴史のある学生街には、名物の喫茶店がつきものです。「私学の雄」とも言われる早稲田大学は創立が1882年。130年以上の歴史がある大学です。キャンパスが集中する早稲田駅のすぐそばに、学生や教授たちに愛され続ける喫茶店があります。今日は、早稲田を代表する喫茶店「Cafe GOTO」をご紹介します。

学生や大学関係者に愛されて27年

東西線早稲田駅で下車して地上に上がり、たったの徒歩1分。ビルの2階に「Cafe GOTO」があります。お店に入ると、いきなりホールケーキが陳列されたショーケースが目に飛び込んできます。店内は照明が若干控えめで、歴史を感じる木目調の床に、アンティークなインテリア。土地柄、学生や大学関係者の割合が多いですが、キャイキャイした雰囲気というよりも、じっくり本を読んだり、ゼミ生たちが集まってディスカッションをしていたりと、落ち着いた雰囲気です。

ホールケーキはすべてマスターの手作り

こちらのお店のウリは何と言っても手作りのケーキ。ベイクドチーズケーキやタルトケーキなど、マスターが毎日お店で作っています。複数台のオーブンを使って繰り返し焼いているので、マスターは常に大忙し。キッチン周りには、ケーキに使われる果物や、焼き立てで予熱を冷ましているホールなどが常に並べられていて、店内を甘い香りで満たしています。

お気に入りのあんずのフラン

一番人気はチーズケーキとのことですが、この日は「あんずのフラン」(480円)とシナモンミルクティー(600円)を注文しました。実は筆者は早稲田大学の出身。この「あんずのフラン」が大好きで、何度もお店に通ったものです。10年ぶりにいただきましたが、ふんだんに使われたあんずの甘酢っぱさと、どっしりとしてコクのある生地の相性が最高です。

学生たちの歴史がつまったお店

ホールケーキや果物が積み上げられたGOTOのカウンターには、ものすごい数の絵葉書が貼られています。実はこれ、GOTOを愛した常連さんやアルバイトさんたちが旅先からマスターに送った絵葉書だそうです。早稲田には好奇心旺盛な学生がたくさんいます。絵葉書も、ヨーロッパ、アジア、アメリカ……世界各国から送られてきています。すでに古びて茶色く変色したものも多数。27年の歴史を感じます。
「卒業生が何年もしてお店を尋ねてくることもありますね。この前なんか親子でやってきたお客さんがいて、聞くとお父さんがお店の元常連の早大生。で、今年お子さんが早稲田に入学したというのです。そういうときは歴史を感じますよね。」とマスターの後藤さん。
マスター、これからも学生や卒業生にとって、良き居場所であり続けてくださいね。

Cafe GOTO
代表者 後藤 進さま
所在地 〒162-0045 東京都新宿区馬場下町7-3 林ビル2F
最寄駅 東京メトロ早稲田駅から徒歩1分
TEL 03-3207-9868
WEB www.ne.jp/asahi/cafe/goto/index.htm
営業時間 10:00~21:50
定休日 日祝日

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