いよいよ春、4月ですね。新年度や新学期の到来で、忙しくしている人も多いのではないでしょうか。今回はそんな時期だからこそ、まるで家に帰ったみたいにほっと寛げるカフェ、「もるげん珈琲」をご紹介します。
藤沢にある寛ぎの空間
神奈川県藤沢市にあるもるげん珈琲は、藤沢駅から市役所方面へ少し歩いたところにある一軒家カフェ。路地の奥まったところにあるためか、外は賑々しくのぼりが目印になっています。
温かい人柄を感じるカフェ
扉を開けてみると、山小屋のような店内はのびのびとした雰囲気。カフェとしては珍しく、テーブル席より座敷席が広いため、お子さま連れでも安心です。ほっこり家庭的な雰囲気と、ちょっと懐かしい気分になるのは、BGMに流れるビートルズのせいでしょうか。
店のウリは、自家焙煎した豆と、日本バリスタ協会認定のバリスタさんが入れてくれるコーヒー。なのですが、個人的におすすめしたいのはその「温かみ」ある居心地です。
例えばメニュー表を手にすると、手作り感とユーモアがたっぷり。レアチーズケーキ(450円)には「存在自体がレア」というお茶目な紹介文があり、思わず惹かれ注文すると………あいにくこの日は売り切れ。ますます気になる!
窓際に目を移すと、「もるげんノート」なる1冊のノートが置かれています。昭和生まれの人なら昔、古い旅館や喫茶店、はたまた部室なんかで見たことがあるのではないでしょうか。訪れた人が思い思いに書き残すノートにはやはり温かいコメントが並び、こんなところにもまた、オーナーさんの人柄が見えるようです。
もちろん味も大満足
さて、レアチーズケーキの代わりに注文したフォンダンショコラ(450円)ですが、これはこれで素晴らしい逸品でした! 食べかけを撮るのは憚られましたが、見てください、この溶けて中から溢れ出るチョコを! コーヒーは「チョコに合わせて」とマスター自ら選んでくれたアメリカーノ(450円)というエスプレッソ。ブラックで飲むとずっしり苦いですが、チョコと一緒に口にすれば、あら不思議。その甘みと絡み合い、1+1=3以上のおいしさでした!
この味と雰囲気を求めてか、老若男女、さまざまなお客さんが次々と訪れては、スタッフさんも一緒になって談笑する「もるげん珈琲」。温かみ溢れるカフェは、もはやカフェという役割を超え、街のコミュニティにでもなっているようでした。
ほっこり時間を大切に
いかがでしたか? まるで第二の家のように、気軽に通い寛げるカフェ。心が疲れやすい時期だからこそ、こんなカフェで優しさに包まれてみる週末も、悪くないかもしれません。
もるげん珈琲
代表者 鵜野 靖史さま
所在地 〒 251-0052 神奈川県藤沢市藤沢111
最寄駅 藤沢駅北口徒歩2分
TEL 0466-54-7275
WEB もるげん珈琲
営業時間 【平日】8:00~23:30 【土】11:00~23:30 【日・祝】11:00~17:00
定休日 なし