
「押上」と聞いてもピンと来ないかもしれません。では「東京スカイツリー」ならどうでしょう? 2012年に開業して今年で5周年の「東京スカイツリー」。この足元に、とっても親しみやすい“コーヒーの先生”がいました。
立地が最高なのに穴場でステキなカフェ、あります
押上駅から徒歩2分、東京スカイツリーから徒歩1分。しかも浅草通り沿い。こんな好立地な場所で突然コーヒーが飲みたくなっても、「どうせ、どこも満席で入れないんじゃない?」と思いますよね。でも、ちゃんとあるんです、飛び切りステキな穴場カフェ。
浅草通りから少し裏路地に入った静かな住宅地。この中に、「しげの珈琲工房」があります。お店はカウンターのみで5席。一見入りづらく感じるかもしれませんが、そんなことはありません! 気さくでお話好きなマスターが笑顔で迎え入れてくれます。
厳選されたコーヒー豆と茶葉の中から、お好みで注文!
お店の壁にはコーヒー豆と茶葉が整然と並んでいます。この中から、その日の気分や好みでオーダーします。ラベルには苦みのレベルやロースト方法が書かれていますが、迷ったらマスターに聞きましょう。おススメの一杯を選んでくれます。
「すみだモダン」ブランド認証のコーヒー
この日は「珈琲のみくらべ」(800円)と「今日のお菓子」(550円)を注文。
実はこの「珈琲のみくらべ」、「すみだ地域ブランド推進協議会」が「あたらしくある。なつかしくある。」をコンセプトに認定している「すみだモダンブランド」にも認証されたメニュー。
2つ選べるとのことで、まずは一番人気であり看板メニューの「しげの ブレンド」を注文。それに合わせるとしたらどれがいいかとマスターに伺い、「マンデリン ビンタン リマ」のシティローストをチョイスしてもらいました。
お酒ならともかく、コーヒーの「のみくらべ」って珍しいですよね。これもマスターのやさしさ。実はマスター、テレビで「コーヒーの淹れ方の先生」として紹介されたこともあるこの道のプロ。そんなマスターのコーヒーの味を学ぼうと店に来る人も多いそうで、いろいろ試せるように「のみくらべ」を始めたのだとか。
あなどれない「今日のお菓子」
コーヒーのお供に頼んだ「本日のお菓子」。何種類かあって、この日は「和風パフェ」を選択。コーヒーの苦みと相まって、相性抜群でした。
カウンター席のみなので、すべての作業が目の前で行われます。挽かれた豆の香り、お湯を注がれたコーヒー豆のふくらみ、チョロチョロと滴る音、すべて楽しめます。しあわせのひとときです。
マスターはとにかく親しみやすく、お話上手な方です。コーヒーの玄人さんはもちろん、「豆の種類とかわからない!」という方も、マスターが楽しく教えてくれます。コーヒー好きなら、一度はぜひ行ってみてほしいお店。絶賛おススメです!