〇〇にいってみた!

本郷三丁目にある「FARO Coffee & Catering」に行ってみた

2020年の東京オリンピックに向け、都心では開発ラッシュが続いています。新しい建物が次々と増えていく中、逆に、明治、大正、昭和といった古い匂いを残す建物に、懐かしさを覚えることはありませんか?

古いビルにある新しいカフェ

今回ご紹介する「FARO Coffee & Catering」は、都心でも昔ながらの街並みを多く残す、文京区本郷にあるカフェです。関東大震災の翌年(大正13年)に建てられた、古いビルに昨年オープン。地元では早くも人気を博しているようです。

階段の先は別世界

カフェがあるのはそんなビルの2階。階段を昇ると、古い建物だけに足音がギシギシと聞こえます。文化財や寺社仏閣でも訪れなければ、日常的には聞くことの少ないこんな音。これから出会う空間へのワクワク感が、否が応でも高まります。

階段を昇りきり、扉を開けてみると、そこはとっても素敵なカフェでした。広々とした空間に自然光の入る大きな窓。打ちっぱなしの壁もスタイリッシュで、ビルそのもののレトロ感とは、良い意味でギャップがありました。

カウンターや本棚には、自由に広げられるデザイン系の洋書がたくさん。実はこちら、「FARO Design」というデザイン会社のオフィスと隣接しており、代表の大谷さんは元デザイナー。今回もそちらとの縁で、ここに開業することになったのだとか。どうりで格好いいはずです。

メニューは意外と家庭的

今回私がいただいたのは、チキンのカレーライス(980円)とハートランドビール(500円)。具材がじっくり煮込まれ溶けきったような味と、店内の開放的な雰囲気とに、昼間ですが飲酒してしまいました。営業時間も長いので、昼はコーヒー、夜はビールと、幅広く楽しむことができます。

フードに関するお店のこだわりは、「毎日違うものを作る」をコンセプトにした日替わりメニュー。素敵な空間に似合う素敵なカフェごはんばかりかと思いきや、あるときは「豚汁」、あるときは「あら汁」と、こちらも意外に家庭的な味が、幅広く楽しめそうです。

レトロの中にある非日常

カフェを好む多くの人は、そこに非日常的な価値を求めているもの。自宅では味わえないような空間に、スタイリッシュなカフェごはん。もちろんそれも良いのですが、古くからある建物に残るレトロな雰囲気や、そんな中で味わう家庭的な味も、新しい非日常のエッセンスとして、加えてみてはいかがでしょうか。

FARO Coffee & Catering
代表者 大谷 知帆さま
所在地 〒113-0033 東京都文京区本郷2-39-7 エチソウビル 2F
最寄駅 地下鉄本郷三丁目駅徒歩1分
TEL 03-6240-0287
WEB FARO Coffee & Catering
営業時間 [月~土] 11:00~22:00  [日祝] 11:00~18:00
定休日 なし

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