〇〇にいってみた!

池袋にある「世界のおやつ」に行ってみた

日本に和菓子があるように、国の数だけ、地域の数だけ、世界中にはたくさんのお菓子があります。フランスのエクレアやオーストリアのザッハトルテのように有名なものもあれば、私たちが全く知らない、その地域独自のものもたくさんあります。そこで今日は、池袋で日・月・火だけオープンしている「世界のおやつ」に行ってきました。

スイーツの勉強で世界一周!?

こちらはパティシエ・あやさんのお店。あやさんはただのパティシエではありません。なんと、スイーツを学ぶために世界一周してきた”旅するパティシエ”なんです。
約1年かけて回った国は35ヶ国。習ったスイーツは約20種類、現地で見たり食べたりしたものを入れると 、その数なんと500種類!? 旅が好きなあやさんはそれ以前にも海外を回っていて、その頃からの累計だと50ヶ国以上を訪問しているそうです。
各国で学んだお菓子を日本人の口に合うようにアレンジして私たちに届けるのが、旅するパティシエ・あやさんの仕事です。

アパレルから飛び込んだスイーツの道

そんなあやさん、日本でのキャリアもすごい! なんと独立する前は某有名一流ホテルでパティシエをしていたとのこと!しかも、元をたどると、超有名ブランドのアパレル店員で、スイーツの専門学校を出たわけでもないのに、一念発起してケーキ屋さんの弟子になり、そこからパティシエとしてのキャリアを築いていったとのこと。すごい実行力です。

パティシエとしての存在意義を問い直す

憧れのパティシエになり、一流ホテルに勤めるほどの技を身につけたあやさん。傍目には、順風満帆なキャリアに見えます。しかし、飽くなき探究心を持つあやさんには違いました。有名ホテルで一流のパティシエとして腕を振るっていても、自分がどんな思いでそのスイーツを作ったかをお客さまに直接伝える機会はそうそうない。もっと言うなら、そもそも自分は、自分が作っているスイーツのルーツを知っているのか? 私はただスイーツが作りたいわけじゃない。そのスイーツが生まれた背景や、文化や歴史も伝えたい。だったら日本を飛び出して見に行くしかない! こうしてあやさんは、世界を一周する旅に出ることにしたのです。

この日の「世界のおやつ」は…?

さて、それでは注文しましょう。この日はブラジルのパヴェ(500円)というスイーツを選びました! 見た目はティラミスですよね。それもそのはず、パヴェはブラジルに移住したイタリア人たちが考案したものなんだそうです。本場のティラミスはマスカルポーネチーズをクリームに使いますが、こちらはコンデンスミルクがベースのクリームを使っているのが一番の特徴。甘くて濃厚で美味しいです!
スイーツと一緒に、そのお菓子が生まれた地域のこと、歴史のことが書かれたカードが添えられています。店内が込み合っていなければ、あやさんから直接スイーツのことや旅の思い出を聞くこともできます。
スイーツ好きはもちろん、旅が好きな方には是非行ってほしいお店です。

世界のおやつ
代表者 鈴木 あやさま
所在地 171-0021 東京都豊島区西池袋4-2-13
最寄駅 池袋駅 徒歩12分
TEL 050-3390-2005
WEB http://traveling-pp.com/
営業時間 日・月・火曜12:00〜18:00 その他の曜日はカフェ「Lamp」が営業)
定休日 毎週水~土

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