〇〇にいってみた!

荒川にある「はしもと珈琲」に行ってみた

ときどき、無性に路面電車に乗りたくなる時があります。電車に比べてゆっくり動いて、街中を練り歩くように進む路面電車は、地域の暮らしそのものと言えるかもしれません。そんな路面電車に揺られて荒川二丁目で降りると、どこからともなく挽きたてのコーヒーの匂いがしてきます。荒川にある、「はしもと珈琲」に行ってきました。

暮らしに欠かせない、地元の珈琲豆屋さん

荒川二丁目駅から徒歩3分。鼻孔をくすぐる珈琲の香りがしてきました。荒川自然公園の目の前に、赤いのぼりが見えます。今回の目的地、「はしもと珈琲」さんです。

母と息子の二人三脚の珈琲店

お店を出して今年で3年。ここは、お母さんの「第二の人生」の場所なのだそうです。元々違う仕事をしていて引退したお母さん。そんなお母さんを見て、個人タクシーのドライバーで珈琲好きの息子さんが、「珈琲屋さんをやってみないか」とすすめたそうです。コーヒー選びや焙煎機の掃除、SNSでの情報発信は息子さんの仕事、日中お店に立つのはお母さんの仕事というように、二人三脚でお店を切り盛りしているそうです。ちなみに、毎日の送り迎えは息子さんのタクシーだそうです。仲良しですね!

豆だけ買うもよし、テイクアウトもよし。

お店には、コーヒー豆を入れた樽が所狭しと置いてあります。はしもと珈琲の豆はすべて生豆。注文が入ってから、日本に数台しかない焙煎機、通称「豆煎くん」でローストしてパッキングしてくれるので、豆が酸化せずにうま味や香りが維持されます。はしもと珈琲は、「珈琲豆屋」です。なので、カフェとしてコーヒーを楽しむというよりも、お気に入りの珈琲豆を選んで自宅で楽しむスタイルが一般的です。店内も小さな机と長椅子がある程度。でも、焙煎されるコーヒーの香りを嗅いでいたら、その場で飲みたくなりますよね。そんな方向けにテイクアウト用のコーヒー(ホット250円・アイス300円)もあります。お母さんと珈琲談義をしながら入れたての珈琲を楽しむのもよいですね!

お話し好きで気さくなお母さんに癒されます!

テイクアウト用のコーヒーのほかに、自宅用にグアテマラを100g挽いてもらいました。香りがたまりません! 「すぐに飲まないのなら、保管は冷凍庫がいいわよ!」と、気さくに教えてくれるお母さん。「息子のおかげで第二の人生が楽しくなりました!」とのこと。親子の愛にあふれたおいしいコーヒーでした。

はしもと珈琲
代表者 橋本 健二さま
所在地 〒 116-0002 東京都荒川区荒川1-7-4
最寄駅 都営荒川線「荒川二丁目駅」から徒歩3分
TEL 03-6806-8202
WEB facebook.com/hashimotocoffee/
営業時間 10:00~18:00
定休日 日曜、月曜

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