〇〇にいってみた!

勝どきにある「アエル」に行ってみた

2020年に向けて、再開発著しいベイエリア。中でも勝どき駅周辺は、タワーマンションがみるみる増えて、新しいお店も続々オープンしています。そんな勝どき駅から徒歩2分の住宅街に、ひっそりたたずむ本格カフェ・アエルがあります。

家? カフェ? 地元民しか知らない隠れ家

アエルがあるのは、地元民でないと通らないような細い路地。住宅の1階部分がカフェとしてオープンしています。入り口に面したガラスが曇りガラスなので、初めて入るときはちょっと勇気がいるかもしれませんが、ドアを開けると優しそうなマスターや常連さんたちが迎えてくれます。

ケーキの見本に舌鼓

お店は、テーブルが5セット、カウンターが5席。好きな場所に座ってからガトーショコラのケーキセット(1,000円)をオーダーすると、マスターが「一応、ケーキの見本を見ますか?」と、わざわざ見本を取ってきてくれました。その日準備しているケーキを1枚の大皿に乗せて選ばせてくれます。初心貫徹でガトーショコラをオーダー。ケーキに合うコーヒーを教えてもらい、看板メニューのアエルコーヒー(深煎り)を選びました。

ずらりと並ぶ、カップとソーサーは圧巻!

アエルの特徴といえば、何と言ってもカウンターにずらりと並ぶカップとソーサー。どれも美しく、個性豊かで、思わず見とれてしまいます。コーヒー頼むと、店内にあるカップから好きなものを選ばせてもらえます。カップはカウンターだけでなく店内に陳列されていて、お気に入りの1つを選ぶのが楽しくて仕方ありません。この日は蒸し暑い日だったので、さわやかなブルーのカップを選びました。添えられているスプーンも美しい。七宝焼きでバラが描かれていて、マスター曰く「えの部分に七宝焼きが使われていることはあっても、すくいの部分に七宝焼きが使われるのは珍しい」とのこと。

予定より早いリタイアとカフェオーナーの道

聞けば、マスターはお店を開く前からカップの収集が趣味だったそうです。定年になったらカフェを開こうかとぼんやり思っていたそうですが、ご家族の介護などが始まった際に一念発起して早期退職。カフェをオープンさせて、働きながら介護に向き合っていたそうです。
「趣味のおかげで、カップをほとんど買わずにオープンできました。」とマスター。好きなことを仕事にできた人特有の、穏やかで満たされた笑顔が印象的でした。

アエル
代表者 関澤 誠さま
所在地 〒104-0054 東京都中央区勝どき2-16-6
最寄駅 都営大江戸線勝どき駅から徒歩2分
TEL 03-5859-5173
WEB https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13180202/
営業時間 [月~金] 11:00~20:00(L.O.19:30) [土] 12:00~18:00(L.O.17:30)
定休日 日曜日・祝日

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